人気の秘密は、その紙質にあります。
あぶらとり紙は、もともと、金箔の製造工程で使われていた特別な和紙が転用されたものです。
延厚機で延ばされた金と金の間に薄い紙を挟み、さらに何度も打ち続けてより薄く伸ばす「澄打ち」と呼ばれる工程。
このとき使われる澄打ち紙はふるや紙とも称され、あぶらとり紙に最適とされました。
紙自体の繊維がほどよくほぐされ、お肌に浮く脂分を吸い取るのにぴったりだったのです。
ひよりのあぶらとり紙もまた、金箔製造と変わらない金箔打製法で丁寧に作り上げ、すばらしい品質に仕上げています。
知っていましたか?!あぶらとり紙って・・・・・
金箔を薄く薄く伸ばす為、打ちたたく時に間に挟んでいた紙からできているのですョ!!
金沢の伝統工芸のひとつなのです。
丹念に打ち延ばされた金箔を
竹を使って裁断しているところです。
40万回打ち続けてできた金箔と
程よくほぐされたふるや紙(あぶらとり紙)